昔、どんな小さな街角にも、子供の群がる駄菓子屋があった。
もらったお金で一玉五十銭か、一円だかのザラメにくるまれた
飴玉を買ったものだ。甘いものがない時代だったので、飴玉の
甘味は何よりの幸せだった。
道を歩きながらでも、何か食べられる草はないかと探しながら
行った。あんなひもじい思いを子供にさせる時代は、もう来て
はいけない。戦争はいけない。
庭でとれた小さなトマトを駄菓子屋風の瓶に入れてみた。
あんな時代を知っている人はももうそんなにいないだろうが
なんとなく懐かしい思い出に浸った。
こうして自然の色を愛でられる幸せを感謝しよう。
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